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  •  2018.4.26

学校の授業に頼らず親が教える性教育のススメ


世界の性教育

妊娠や出産に対する正しい知識を持ってもらいたいけど、なかなか難しい性教育。いつ、誰が、どうやってするの?そんな疑問を持っているパパママさんも多いと思います。

性教育というと、学校に任せたりしてませんか?実は学校で教える性教育は本当にわずかな時間のみ。だったら、学校に頼らず自分たちで子どもに性教育を伝える必要があります。

 

日本と世界の性教育事情

世界の性教育

性教育というと、私たち40代世代では、体育館に女子だけ集められて月経時のナプキンの使い方などの指導がありました。

1992年からは、月経指導も含めた性教育が、男女の区別なく、小学校の教室で教えてもらえるようになりました。

また、中学、高校の保険の授業では、精巣、テストステロン、卵巣、エストロゲン、二次性徴などのちょっと難しいことを教わっていくそうですが、中学校で性教育にあてられる授業の平均時間数は年間3時間前後、3学年の通算で9時間弱です。

フィンランドの中学校では年間17時間、韓国では年間10時間の性教育が行われているのに比べ、日本ではとっても短い時間しか教えてもらえません。


このような自身の身体に起こる知識を子どもたちに教えるということはとっても重要なことですが、全体からみたらこの時間数では極々一部の内容しか教えられません。また性教育のような教科ではないものを学校でどのように教えているのかは、学校によって格差があり実施状況もバラバラであるというにが事実のようです。

実際に、私自身も、性教育を教えてもらったという認識ではなく、「ナプキンの使い方」を教えてもらったという記憶しかありません。


外部からの性教育も大切ですが、私が一番大切だと思うのは、ご家庭での性教育だと思います。2007年の内閣府の調査では、家庭で性教育を行っている親は、23%しかいないそうです。子どもたちへの性教育は、学校でも、家庭でも、充分に行われているとはいえない状況なのです。

 

将来子どもが欲しいと思った時に苦労しないように…

世界の性教育

それ故に、私は、「子どもを授かる」ということの知識を正しく知らず、妊娠・出産ということをとっても軽く捉えていたのかもしれません。このような甘い知識から妊娠を後回しにした結果、私は体外受精にチャレンジすることになったのだと思ってます。

晩婚化が進み、晩産化も進む現代では、ライフプランとキャリアプランを同時に考えていかなければならないのです。だからこそ、自分の子どもには、できたら子どもを授かることに苦労してほしくないというのが本心です。もっと言うなら、人の手を借りずに子どもを授かれる人が増えたらいいなと思ってます。

 

我が家の性教育事情

世界の性教育

では、どのようにご家庭で子どもに性教育のアプローチをしていくのが良いのか?は、様々なご家庭の方針などを考慮しながら進めたら良いと思いますが、性教育という難しい話というよりは、自然にご家庭内で話ができたらよいのかなと思ってます。


例えば私の家庭では3歳の男の子がおりますが、おちんちんに興味を持ったタイミングがありました。おちんちんを「これなーに?」と聞かれたときに「たまたま(精巣)には赤ちゃんの種がはいってるよ」と伝えました。

「ママにはおちんちんないね」と聞かれたときは「おんなのこはおちんちんないよ。おんなのこはお腹の中に赤ちゃんのたまごがはいってるよ」と伝えました。

その都度興味を持ったタイミングで答えるようにしています。もっと大きくなってきたら、どうやって伝えていくか?性犯罪のことや、性感染症のこと、女性と男性の性の違い、命はどうやって授かるか?などなど、伝えたいことは山ほどあります。

 

女の子の場合はナプキンをきっかけにスタートしてみる

使い捨て布ナプキン

そんな、ご家庭での性教育のツールとして、ナプキンを使う初潮がきたタイミングで本人が自分の身体におこっていることを安心して受け入れられるように伝えられることは沢山あると思います。

お母様自身も、伝えるからには、知るべきことがあるかもしれません。少しずつでもいいので、将来の子どものために少しずつ伝える準備をしていって欲しいと思ってます。

初潮を迎えたお子様に、是非使って頂きたいのが、使い捨て布ナプキンwomwarmウームワームです。

初潮を迎えたデリケートなお肌を優しく守り大人になる第一歩を心地よく過ごせるための使い捨てできる布ナプキンです。
お母様が布ナプキンを使っていて、お子様にも使ってもらいたいと思っていても、お子様は学校に布ナプキンを持って行くにはハードルが高すぎるとのお声を頂きました。そんなお子様にも持たせやすいアイテムです。

使い捨て布ナプキンwomwarm〜ウームワーム〜

 

参考文献
こんなに違う!世界の性教育

使い捨て布ナプキン

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